【片づけサポート実例・前編】金沢かたづけの会
3名による片づけサポートのメリットは、何といっても一度に行える作業量と、 それぞれの強みや経験を活かした、多様性あるアプローチです。
今回ご自宅のリフォームを行うにあたり、片づけサポートをご依頼いただいたM様の片づけサポート実例をご紹介させていただきます。(M様のご好意のもと内容を公開いたします)
片づけをプロに頼むとどんな感じ?と気になる方、ぜひご覧になってくださいませ。
【片づけサポート実例】前編・リフォーム前の見直しと収納
石川県金沢市近郊にて、かたづけサポートや勉強会等を開催している金沢かたづけの会です。
今回は、片づけサポートをさせていただいたMさまの実例報告です。
ライフワークサポートさまよりご紹介いただき、ご自宅のリフォーム前に持ち物の見直しをしたいと、かなかたのかたづけサポートにお申し込みいただきました。
ライフワークサポートさま、デザイナーさまとも協力しながら、リフォーム前の物の見直し、リフォーム後の収納計画と収納作業と約半年間サポートさせていただきました。
今回は前編リフォーム前の物の見直しをご紹介します。
*お客様の許可を得て掲載しています。写真や記事のコピー、転載、無断使用などは固く禁じます。
【Mさまかたづけサポート】
片づけ箇所:マンション(1LDK)
所要時間:約12時間(リフォーム前6時間、リフォーム後6時間)
リビングの段ボール収納
before
リビングの片隅には使う頻度が低いものや予備のものなどが、引っ越し時の段ボールに入れて置かれていました。しまいっ放しというよりは、段ボールをそのまま収納として使っている状態です。
かたづけサポート
リビングは物量も多く作業スペースも広いので、大橋と南野の2名で担当しました。
床や物への傷・汚れ防止のためのシートを敷いて段ボールの中のものを出していきます。
噂の全出し、作業後の打ち合わせで来られたデザイナーYさんが「本当に全部出すんだ!」と驚いていました。そうなんです、全部出します。
片方が段ボールから物を取り出し種類別に分けている間に、もう片方はMさまとわける作業を。Mさまが判断しやすいようお声かけしながら、時には分担、時には協力して作業を進めます。
After
リフォームプランを立てるための物量やサイズの把握、リフォーム中の生活の準備のため、リフォーム前の段階では、今お手持ちの段ボールやカゴ、紙袋を使って「何がどのくらいあるか」を明確にしておきます。
こうしておくことで、今必要な物の総量、各種類の適正量も見えてきます。(明らかに〇〇が多い、少ない、そしてその理由も)
こちらをMさまだけでなくリフォーム設計をされるデザイナーさんとも共有し、収納計画やデザインに活かします。
パンパンのクローゼット
before
寝具や季節家電も置かれたクローゼットはご本人曰く「パンパン」状態。
奥行きの深いクローゼットを、ケースを使用して上手に収納されていましたが、取り出しやすいとは言えない状態のようです。
かたづけサポート
クローゼットオーガナイザー柴田が担当。
こちらも、作業スペースと相談しながらケースごと、アイテムごとなど全出しして、Mさまと一緒に分ける作業を進めていきます。
After
洋服や持ち物の見直しをしたことで、使用しているケースの量もかなり減りました。
今着る服を中心に取り出しやすく収納し、今使わないものは取り出しにくい奥や上下のスペースへ。使用頻度に合わせて収納します。
また、迷う物はすぐに手放さず、期間を決めて一旦別にして置いておきます。「なくても大丈夫」「あったこと忘れてた」となれば手放すサイン。
私たちから、無理に「捨てる」を強要することはありません。
新築やリフォーム前の片づけはメリットだらけ
リフォーム前に物の見直しをすると、物を減らすことで収納スペースを減らすことができます。物を減らすのは無理!という方でも、物の総量が把握できることで適正な収納面積がわかるので、やたらに収納ばかりの家になる(くつろぎのスペースが少なくなってしまう)ことを防ぐことができます。
結果、リフォームや新築の費用を多少なりとも抑えられたり、余計な収納用品や家具を買う必要がなくなったり。
また、頭の中の整理にもつながるので、今後のストックの持ち方買い方などを考え直すきっかけにもなります。
今後、新築やリフォームの計画がある方は、ぜひ一度かたづけサポートもご検討くださいね。
0コメント